秋といえば「芸術の秋」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 なぜ「芸術の秋」と呼ばれるようになったのか疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。この章では「芸術の秋」の由来や、芸術を楽しむためにどのようなことをするのがおすすめなのかを紹介します。
芸術の秋とは?
秋になって気温が低くなると、街路樹や山の木々が紅葉し始める。 また、様々な果実や木の実が実を結び木々を豊かに彩り、秋は自然が美しく色づく季節であるため「芸術の秋」と呼ばれるようになったという説です。
さらに秋には絵画や工芸などを展示する美術展が多く開催されることにも由来していて、「秋は芸術の季節」であることを広めたのは、文芸雑誌の「新潮」とされています。1918年の新潮で「美術の秋」と記載されたことから「芸術の秋」に転じて広まりました。
芸術の秋といえば何をする?
芸術を楽しむのにぴったりの秋と思いますが、どのようなことをするのがおすすめでしょうか?
- 紅葉狩りをする
- 音楽鑑賞をする
- 美術館や博物館に行く
秋になり涼しくなると、外を出歩くのも楽しみの一つ。ゆっくりと近くの山に出かけて紅葉狩りをしたり、美術館や博物館で芸術に触れたりしてみてはどうでしょう?。
紅葉狩りをする
秋になり、山の木々や街路樹が赤色や黄色に紅葉する様子を眺めるのは風情があり、 紅葉しているのはイチョウやサクラ、カエデ、ブナなどの落葉樹で、落葉樹は秋になると、今ついている葉を落として寒さに耐えるため冬支度をはじめる。
その際、葉のなかでは緑色の色素のもとである「クロロフィル」が分解され、黄色の色素である「カロチノイド」や赤色の色素の「アントシアニン」に変化し、これが、葉が紅葉する仕組みです。
秋の夜長は、好きな音楽をじっくり鑑賞するのにはおすすめ。コーヒーや紅茶など、音楽鑑賞や読書に浸ってみる。
美術館や博物館に行く
「芸術の秋」を楽しむなら、美術館や博物館に行ってみる。
美術館や博物館があるなら、散歩の途中に寄ってみる。秋は日本三大美術団体による二科展や院展、日展の受賞者の作品が飾られる展覧会も行われ、様々な企画展も開催されることの多い季節でもある。芸術に興味のある方は、ゆっくりと鑑賞てみては・・・・。
秋といえば「スポーツの秋」
「スポーツの秋」とも呼ばれる秋ですが、なぜ秋はスポーツなのでしょうか。 この章では「スポーツの秋」と呼ばれるようになった理由と、秋におすすめのスポーツについて紹介します。
スポーツの秋とは?
秋は、夏や冬のように気温が高すぎたり低すぎたりせず、よい気候であるのでスポーツに向いて季節。その他「スポーツの秋」と呼ばれるようになったのは、単純な理由があって
①「体育の日(スポーツの日)」がある季節だから
②新聞の見出しに「スポーツの秋」と表現されていたから
1964年の10月10日に、東京オリンピックの開会式が行われ、その開催を記念し、国民にスポーツに親しんでもらおうと、10月10日が体育の日に制定されたのもきっかけで、体育の日は2020年から「スポーツの日」に名称変更とされた。又、1927年に朝日新聞に掲載された記事の見出しに、スポーツの秋という表現が使われていて、秋が「スポーツの秋」とされるのは、こういった理由があったため。
秋はスポーツのみならず・・・
ダイエットのためウォーキングを始めるにもいい季節です。夏の暑さで熱中症になる危険も少ないし、気持ちよく運動もかねてできる。
以上、色々な表現の中で実際、理にかなった活動がきできる季節が秋なのでは